SF人喰いアメーバの恐怖(映画)

映画「SF人喰いアメーバの恐怖」は、人気俳優だったスティーブ・マックイーンの無名時代の主演映画になります。私は、まだ小学生で、当時流行っていたテレビの洋画劇場で初めて見ました。この頃は、類似品で人食いクモとかSFものが多かった気がします。でも幼かった私は完全にハマりました。人喰いアメーバの恐怖は、本当に怖くて、その後、独りでお風呂もトイレも行けなくなったのを覚えています。宇宙から来た異性体アメーバが、その後、人を町を全てを食い尽くす様は、今にして思えば非現実的ではありますが、発想の自由を彷彿させて、特に、まだ現実を知らない子供達には、本当に恐怖そのものでした。でも、大人になって振り返ってみると、ああいう面白い発想が、人間の想像力を高めていく源になって行ったのではないかと思っています。加えて、洋画全体に言える話ですが、夢のような話を、実写でやってしまうのが、アメリカを始めとした洋画の凄い所だと感心しました。日本の映画では、町全体がアメーバに喰われてしまうなんて、発想も実写も難しいし、やったとしてもアニメになってしまうから、どうしてもリアル感が抜けてしまうけど、そこは流石、アメリカ映画だなって、思いました。あと、実はこの映画のリメイク版が30年後の1988年に公開されます。そのタイトルは、映画「ブロブ/宇宙からの不明物体」になります。ほぼSF人喰いアメーバの恐怖に準拠していますが、やはりリメイクだけあって、30年経ち、SFX技術も向上し、リアル感や恐怖の度合いは、リメイク版の方が上です。こちらも併せて、ご覧頂けると、尚一層、面白いと思います。念のため、見る順番としては、先に、元祖を見て、後でリメイク版を見た方が良いと思います。それでは、SF人喰いアメーバの恐怖をお楽しみください。

ワキガクリーム 口コミ

どうしてこうなった。映画「海猫」

「原作レイプ」という言葉は大嫌いですが。
それしか言いようがないよな、というアレな実写映画がまれに存在します。
私にとって、その筆頭映画が「海猫」(うみねこ)です。
原作ファンなので、とても楽しみにしていたのですが、観賞して言葉を失いました。
あの素晴らしい小説が、どうしてこうなった……と。
美味しい素材を水で五十倍に薄めて、調味料をやたらめったらブチ込んだ……そんな印象でした。
ヒロイン役の伊東美咲さん、夫役の佐藤浩市さん。
義弟役の中村トオルさんと、配役は文句無しなのに。

あらすじとしては、まだ戦後間もない時代。
ロシアの血を引く美女が漁師に嫁いだものの、やがて義弟と道ならぬ恋をする……という筋です。
でも、単純な不倫話ではありません。
混血の美女が抱える、美し過ぎるゆえの孤独。
そして愛情がありながらも、妻の繊細さが理解出来ない夫。
兄嫁を神聖視し、誰よりも理解しつつ支える、義弟の献身。
信仰を持ち教会に通う弟が、やがて長い辛抱の末に兄嫁の手をとってしまう……そういう、複雑微妙で繊細な心の動きが、バッサリ抜け落ちています。
これでは、陳腐な不倫劇そのもの。
皆の葛藤も心の動きも苦悩も、何も無い。
過激なラブシーンが話題になりましたが、それも中途半端で、かえって興ざめです。
聖女のように美しく気高いヒロイン・薫が、恋に溺れるギャップが良いのに……。
薫とそっくりなハズの弟は似ても似つかないし、気が良いハズの姑は、ただの嫌な老人だし。
夫が看護士の景子に出会い、美し過ぎる妻には無い安らぎを覚えるくだりも、ありません。
誰にも共感出来ず、カタルシスもなく、半端なまま終わる。
何より、薫の娘の恋人が別人過ぎる。
修介は、あんなクソ野郎じゃありません!!(号泣)

四月は君の嘘は何度でも泣けるアニメ

四月は君の嘘というタイトルに興味をひかれ、リアルタイムで視聴してみたのですが、これが毎週いいところで終わって続きが気になりすぎて原作を購入するまでに至った作品です。
これは有馬公生という一人の少年を主人公に、彼のピアノの魅力に触れた女の子たちや相座武士といった演奏家たちが自分の夢に向かって突き進むという内容です。
もともと天才ピアニストとして注目されていた有馬公生ですが、とある事件をきっかけにピアノの世界から約2年ほど姿を消します。彼に憧れていた相座武士たちはなんで消えたのだろうというもやもやした思いと葛藤しながらも、自分の道を懸命に貫こうとします。
そして、その日は突然やってきました。小さい頃のピアノの演奏会をみて有馬公生にあこがれていた宮園かをりが重い病気のあまり、余命わずかであることが判明したのです。
そこから運命は大きく動きだし、ピアノというよりも音楽から完全に離れていた主人公を、音楽は楽しいものだと認識をさせ、再びピアノを演奏するようになっていきます。
接点がなかったものにまで彼のどこか悲しげで儚くも色濃い音色に感動を覚えさせてしまうという、かつて完全無欠なロボットというように揶揄されていた過去を払拭してしまう才能を開花させ、それでも決して運命からは逃れられないという決意と成長がこのアニメの見どころだと思います。
さらに、主人公だけでなくそれぞれの登場人物たちの過去話や、成長の課程も主人公の物語や性格と絶妙に絡ませながら語られていきます。大嫌いだったはずのピアノは多くの人々を幸せにし、そして有馬公生自身も充実した音楽人生を歩んでいくのだろうと予感させる中、衝撃の結末が待ち受けています。

ダイエットでリベンジ⁉ アニメ「政宗君のリベンジ」

 このアニメの簡単なあらすじを紹介すると、昔太っていた主人公の真壁政宗(まかべまさむね)が痩せてイケメンになり、自分にひどい仕打ちをした安達垣愛姫(あだあがきあき)を惚れさせた後ふってやろうと企むという一種の復讐劇を描いた作品です。復讐を果たそうと愛姫の通っている高校に編入するところから物語が始まります。このダイエットして復讐を企むといった内容はありそうでなかったストーリーで斬新だなと思いました。
 このアニメの面白い点は、まず主人公の政宗が痩せてイケメンになったにもかかわらず、これまでの経歴から残念なイケメンという点です。自分のことをかっこいいと思っているよいな発言が作中ででてきます。かなりのナルシストです。しかし、頭脳明晰(真壁は高校の編入試験を過去最高得点で突破。作中の発言から真壁の通う高校は比較的偏差値の高いところと推定)運動神経抜群。ナルシストになるのもわかる気がします。バカ正直な面もあり、恋愛の教科書は少女マンガです。内容をそのまま真似てやってしまうので、復讐の相手である愛姫に引かれてしまうことが多々あります。女子とのメルアド交換もしたことがないため、初めて女子との交換の時は自分のアドレス帳が家族以外誰もいないことがバレるのを恐れ(本当はバレるわけないのだが)交換を躊躇していました。このように残念なイケメンですが、この残念さが愛される所以なのかもしれません。
 真壁の復讐相手の愛姫、この人も容姿端麗、頭脳明晰。しかし正確に難ありで、告白してくる男子をあらゆる残酷な方法でふっていきます。男性嫌いはある昔の出来事が要因となっているのですが、それは観てのお楽しみ。
 この二人の他にも個性豊かなキャラクターがたくさん出てきます。これを視聴し終えたころには、ダイエットしたくなっているかも?

究極の癒しアニメ「夏目友人帳」

ちょっとしたホラーでもとにかく苦手なわたしは「夏目友人帳は妖怪が出てくるけど全然怖くないよ」と友人に紹介されましたが「絶対に無理!」と当初観るつもりは全くありませんでした。しかし、友人にあまりにもおすすめされるので、かなり怯えながら観てみると、「妖怪が出てきてこんなに泣ける話があるのか!」とすっかりファンになりました。
基本的に一話完結なので、そこも観やすいポイントです。
妖(あやかし)と呼ばれる存在が見える高校生、夏目貴志が祖母の形見である妖の名が書かれた「友人帳」から、妖たちに名前を返していくなかで、さまざまな妖たちと触れ合っていくお話です。
両親が早くに他界し、さらに妖が見えることで昔から突飛な行動をとる変わり者だと周りに思われてきた夏目がだんだん孤独を癒し、妖だけではなく、いろんな人たちとの繋がりも増えていく過程は本当に胸が締め付けられます。
登場する妖たちのユニークなキャラクターも魅力の一つです。可愛くて、純粋で、チャーミングな妖がたくさん出てきます。たまにホラー色の強いエピソードもありますが、最後には穏やかな気持ちになれるのは夏目友人帳ならではです。作品の中で前提として、寿命も在り方も違う人間と妖は決して相容れない関係なのですが、そこを踏み込んでいく夏目の真っ直ぐさや、人間とは少し違うけど確かにそこにある妖たちの感情も切なく丁寧に描かれています。ほとんどのエピソードのラストは涙が止まりません。
夏目に寄り添う新たな家族、友人達との関係も癒されます。友人達がメインのエピソードもあるのですが、そこでは見えることで苦労してきた夏目とは違い、見えないことの切なさも描かれています。のどかな田舎の風景も世界観によく合っています。
ゆったりとしたアニメなので、疲れた時、落ち込んでいる時にぜひおすすめしたい作品です。自然と涙が溢れるので、きっと観終わった頃には優しい気持ちになれていると思います。

ドカベン

昭和後期に小中高校時代を過ごした親父です。話題が古くなってすみません。
私の忘れられない印象深いアニメは、水島新司さんの野球アニメ「ドカベン」です。
このドカベンのおかげか、それともそのせいか、小中学校時代は、野球一辺倒でした。
その頃は、家では祖父やお父さんと一緒に、テレビで巨人戦ナイターを毎日見ていて、
学校では休み時間はテニスボールを使った野球、週末はリトルリーグで野球、地元でも
地区の仲間とソフトボールで遊んでいて、年がら年中、とにかく野球馬鹿でした。
そんな野球馬鹿だった子供時代には、多くの野球アニメがありました。ざっと思いつくだけでも、
巨人の星、男どあほう甲子園、一球さん、侍ジャイアンツ、タッチ等、初期のスポーツ根性もの
から段々青春恋愛ものに変わって行った感じはしますが、共通点は全て野球でした。
そんな子供の頃に没頭して燃えつくした野球をテーマにしたアニメの中でも、ダントツ、ぶっちぎりで
私の中のナンバーワン、それが「ドカベン」です。このアニメが面白かったのは、その登場人物の多彩さと個性派揃いなところ、そして、野球の基本的なクリーンナップや技術的な面は、しっかり押さえていたところに魅力があり、ひかれたんだと思います。
野球は大抵、1番に出塁率の良い人を使います。このアニメでは、岩木です。花は桜木、男は岩木、と口ずさみながら登場するこの男がめちゃくちゃキャラの濃い男でした。大阪弁で口に葉っぱを加えて、確か好きな女性が現れると、花が開いたり、訳がわからず、面白かったです。そして、この男は、型破りで、どんなボールでも飛びついて打ちまくります。超積極的でユニークなキャラクターでした。2番バッターは、殿まくんです。一番好きでした。彼は秘打の天才です。もともとピアニストだった彼は、何故か野球をやることになり、秘打を次々と生み出します。秘打、白鳥の湖が一番印象深いかな~もうまだ2番なのに~
3番はセンター山岡君、普通の人だったけど、もしかしたら微笑み三太郎だったかなぁ。4番は主人公、ドカベン。あだ名の由来は、確か、持っていた弁当がデカくて、岩木がつけたと思います。とにかく、後はピッチャー里中君とか、色々面白い個性派ぞろいのドカベンは忘れられません。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

『ウルトラマン』シリーズの映画で、ワーナーブラザーズ配給ということで、海外の映画を思わせる演出が今作から増えていくことが特徴として挙げられます。
敵役はもと光の戦士ながら、暗黒面に魅了されて最凶の存在となったウルトラマンベリアルという設定も、『スターウォーズ』のダース・ヴェイダーを思わせます。
『スターウォーズ』を彷彿とさせるといえば、ウルトラマンの人間態ハヤタ(黒部進さん演)とウルトラセブンの人間態モロボシ・ダンの衣装がジェダイナイトを思わせて、ものすごくかっこいいのです。重火器を乱射して悪の宇宙人を倒すシーンは惚れます。『ウルトラセブン』本編では活躍の機会がそれほどなかった3体のカプセル怪獣にも見せ場が用意させているところはファンにはうれしいことでしょう。
べリアルが復活させた100体の怪獣と、ウルトラマン・ゼブン・ウルトラマンメビウスとの大乱戦では、それぞれの必殺技が駆使され、熱い演出が多いです。
そして主役ウルトラマンであるウルトラマンゼロの無双ぶりも観ていてスカッとします。
声優陣も豪華であり、超人ウルトラマンキングの声は、なんと小泉純一郎元首相が演じています。若干不慣れさを感じさせるのもご愛敬でしょう。また、べリアルを牢獄から解放する宇宙人・ザラブ星人のシーンでは、「宇宙を我々のものにするのだ!」のセリフが、演じている青野武さんの代表的な役である、『ロックマン』シリーズのDr.ワイリーを思わせて思わずクスッとしてしまいました。
ゲストとしては、テレビ番組『めちゃイケ』とのコラボレーション企画として、岡村隆史さんが着ぐるみのプレッシャー星人として一瞬だけ登場しているのですが、どこにいるのかを探してみるのも面白いかもしれません。

何度でも見たい映画、千と千尋の神隠し

夢の世界のようで、現実っぽい部分も有り、何度見ても面白くて感動する映画です。
千尋は冒頭でまさしく普通の女の子として登場するのに、神様の世界に迷い込んでしまってからはみるみる成長していくところは神様の国の力なのかと思いました。
この映画、本当に不思議がいっぱいあってどこを見ても楽しめます。
登場人物は普通の人間の姿をしている人もいれば、蛙や龍、まさしく神様という姿の人もいたし、傑作はカオナシですね。
カオナシって自分が無い人として作成されたキャラクターの様ですが、この映画での存在感といったら、私の中では、登場人物の中の1-2番を争います。
彼(で良いと思うのですが)が全て飲み込んでしまう姿はすごくキモかったのですが、実際の彼は大人しくて良い人?銭婆のところで手伝いをしているところはとても可愛かったです。
これからも周りの悪に影響されない様に、ずっと銭婆のところで穏やかに過ごして欲しいものです。
千尋と両親が元の世界に戻れたのは、湯婆婆との契約時に自分の名前を間違えて書いたからというのを知ったときは衝撃的でした。
何度も見ているのに全然気にせず、人から聞いて分かりました。
とは言え、私は自分に心地良いストーリーであれば多少辻褄が合わなくても深追いしないので、何度も見ながらこの点に疑問を持ったことが無かったです。
私は小さいことで感動してしまうので、カオナシがすべてを吐き出して千尋と一緒に行けて安心したとか、過保護すぎる湯婆婆に育てられた坊が外の世界を知って、実は良い子だったのが嬉しいとか、ハクが助かって自分を思い出せて良かったとか、銭婆がすごく優しい人だったこととか、千尋と銭婆の別れのシーンとか、最後に千尋が両親を助けられて良かったとか、全て感動です。
色々な経験をした千尋は最後にすごくしっかりした子になっていて、これは神の世界で、子供が子供の気持ちを持ったまま大人になる話なんだろうか?と思いました。
現実の世界に戻ってからは、この神の世界のことの殆どは忘れるのですが、全てではないのも良いですね。千尋が現実世界に戻った後の話もチラッと見られたら良かったです。
とにかく何度見ても面白くて飽きない大好きな映画です。